若者はなぜ3年で辞めるのか?を読んで

ながはま

2006年11月05日 17:59



先週、本屋で手にした本。
少し気になるタイトルだったので購入した。

第1章:若者はなぜ3年で辞めるのか?
第2章:やる気を失った30代社員たち
第3章:若者にツケを回す国
第4章:年功序列の光と影
第5章:日本人はなぜ年功序列を好むのか?
第6章:「働く理由」を取り戻す

若者は・・・というタイトル。30代というキーワード。
しかし、著者がまだ33才というところが面白い。
いろんな視点で書かれていた。
もちろん、すべて納得できるわけではない。明らかに私とは違う意見も多々ある。

その中から・・・

「自分たちは、会社に配属された部署で指示されたとおりのことをやってきた。その結果気づいたら、社内では必要のない技術者になっていた。いったいどう責任を取ってくれるのか」
若い読者のなかには、このセリフを聞いて失笑する人間もいるかもしれない。そこまで会社におんぶにだっこな本人が悪いのだと。
だが、たいていのサラリーマンなら、自信のキャリア形成について、「自分の意志よりも会社のイニシアチブのほうが大きい」と感じる人のほうが多数派だろう。キャリアは会社が与えるものだと。


この本のキーワードは、
「自分の胸の奥にある動機」

本書の最後に、
「決めるのは上司でも友人でも親でもない。自分自身だ。」
とある。

妻子のある私にとっては、妻の説得が最後の難関だが。。。
それも、自分の動機の強さと力量が試される時でしょう。

31才の今、これからの10年を日々大事にしたい。
仕事も家庭も自分の時間も。

「働く理由」
私にとっては、明確でかつシンプルである。


さて、10年後の自分をイメージできますか?

私は、10年後の自分が楽しみでならない。
 

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
    

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